ベアレンが毎年、クリスマスに取り扱っているシュトーレンをご紹介します。
シュトーレンとは、ドイツではクリスマスに欠かせないケーキです。ドライフルーツやナッツが入った、ぎっしりと中身の詰まった味わい。フルーツの入ったベイクドケーキのようですが、それよりずっとパンに近い味わい。食べ応えがあります。
時が経つほど味がなじみ、美味しさが増していきます。少しずつ、薄く切って食べます。(大人数でなければ、とても一晩で食べられる量ではありません!)そして、クリスマスころにちょうど食べごろを迎えるよう造っています。変化していく味わいを楽しむのが、シュトーレンの食べ方です。
そして、このクワーク・シュトーレンを作るのが彼、ポール・ツィマーマン氏です。ドイツより岩手の花巻にやってきた彼は、日本では自分の好みにあうパンとケーキがないと一念発起、自身で本場ドイツの伝統のパンやケーキを作り始めました。
彼の営むジャーマン・カフェ「バックストゥーベ」は、花巻の山間部にあるにもかかわらず全国からひっきりなしにお客さんが訪れる人気のお店(完全予約制です)。自家製のパンやケーキも毎日のように全国各地へと出荷しています。
そんな彼が作る人気のケーキが、このシュトーレンです。
彼の作るシュトーレンは、自家製のクワーク(凝乳:ヨーグルトとチーズの中間のようなもの)を加えて作ることです。独特のコクとやさしいミルクの風味が漂います。味わいもしっかりと食べ応えがあり、一切れでは満足できない美味しさ。クリスマス前に食べ終わってしまわないように気をつけてくださいね。
バックストゥーベでは、シュトーレンは最低でも2週間は寝かせて、美味しく食べられる 状態になってから出荷しています。常温で保管でき、3ヶ月間は美味しく召し上がれます。毎日、少しずつ切って食べてください。残ったシュトーレンは、ラップで包み、また翌日の楽しみに取っておいてください。クリスマスのころが最高に美味しい食べごろになるでしょう。
ただいま、ウェブショップにてご予約を承っています。
http://baeren.jp/q-stollen
今年のクリスマスはぜひドイツ流で!